社労士試験の受験者数からわかること

社労士, 合格率

合格率というと、どうしても合格者数にばかり目が行きがちです。しかし、言うまでもありませんが、社労士試験の合格率というのは「合格者数÷受験者数」によって求められます。そこで、このページでは「受験者数」の方をクローズアップして、詳しく見ていきたいと思います。

社労士試験の受験者数の平均は約5万人です。ちなみに、社労士と比較されることの多い行政書士試験の受験者数は約7万人となっています。この約2万人の差は、社労士と行政書士の人気の差かと言うと、そうとも言い切れません。と言うのも、社労士と行政書士の試験には決定的な違いがあるからです。その違いとは、「受験資格」です。
行政書士試験には、受験資格がありません。そのため希望すれば、誰でも受験することができます。対して社労士試験には、学歴や職歴などに関する受験資格があります。つまり、この段階で、一定数はふるいにかけられることになり、それが2万人の差となって表れているという考え方もできるわけです。

そして、社労士試験の受験者数に関して、もうひとつ気に留めておくべきデータがありますので、ここで紹介します。
社労士試験は例年、4月中旬から5月下旬に受験申込が行われ、8月下旬に本試験が実施されます。申込から試験までわずか3ヶ月あまりですが、この間での脱落者が実は驚くほどに多いのです。たとえば、合格率の推移のページで、平成23年度の社労士試験の受験者数は53,392人と紹介しましたが、その3ヶ月前の5月下旬時点では、67,662人が受験申込をしています。つまり、その差にあたる14,270人、割合にして20%もの受験生が、受験申込をしながら、社労士試験を受験しなかったことになります。もちろん、その中には試験当日に体調を崩して受験できなかったという人もいると思いますが、圧倒的多数は、その3ヶ月の間で自信をなくし、受験を諦めてしまった人たちと思われます。ここから、社労士試験とは、合格することはもとより、試験日を無事迎えることも難しい試験だと言うことができるでしょう。

このように、合格率や合格者数からだけではなく受験者数からも、社労士試験について、実はいろいろなことがわかるのです。

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