社労士試験の合格率を他資格と比較することでわかること①

社労士, 合格率

ここまで、社労士試験の合格率に関して「10年間の推移」「合格者の特性」「受験者数」などの観点から見てきました。そして、そこからわかったのは、さまざまな年齢や職業の受験生が社労士試験に挑戦して合格を勝ち得ていること、しかしその一方で、合格率は10%に届かず、かつここ数年は難化傾向にあるということでした。
では、他の国家資格と比べて、社労士試験とはどんな試験なのでしょうか。まずは、社労士試験の最大のライバルと目される行政書士試験と合格率を比較してみたいと思います。

社労士試験の合格率を、行政書士試験と比較する

 

社労士(%)

行政書士(%)

平成18年度

8.5

4.8

平成19年度

10.6

8.6

平成20年度

7.5

6.5

平成21年度

7.6

9.1

平成22年度

8.6

6.6

平成23年度

7.2

8.1

平均

8.3

7.3

本来ならば、10年間の合格率の推移を比較したかったのですが、行政書士試験は平成18年度に試験制度の改定が行われ、その前と後では合格率に大きなバラツキが生じているため、ここでは、多少変則的ながら6年間の合格率の推移を表にまとめてみました。
合格率だけを見ると、行政書士試験の方が難易度が高いように思われます。しかし、ここで思い出していただきたいのが、前のページで触れた両試験の大きな違い、すなわち「受験資格」です。社労士試験には学歴や職歴などに関する受験資格がありますが、行政書士試験にはそれがありません(=誰でも受験することができる)。ある程度絞り込まれた受験生の中で上位8%に入るのと、言葉は悪いかもしれませんが、玉石混交の受験生の中で上位7%に入るのとではどちらが難しいかと言えば、それは前者(社労士試験)の方ではないでしょうか。

ちなみに、合格率以外の要素として、合格するために必要な学習時間で比較してみると、社労士試験が1,000時間以上であるのに対して、行政書士試験は約700~1,000時間です。もちろん、合格率や総学習時間といったデータだけでは正確に推し量ることはできませんが、一般的には、行政書士よりも社労士の方が取得の難しい資格だと言われています。

>>合格率が低い社労士攻略法はこの方法ですね!